「バーティミアス ゴーレムの眼」(p173〜p185)

バーティミアスII ゴーレムの眼
 13章までです。
 キティです。
 やっぱり…みたいな展開です。キティはやっぱり負けました。それも、一番屈辱的なやりかたで。
 言葉の全てがうそでも、周りには真実って実はあんまり関係ないんですよね。その力を持っている人の味方にどうやってなるか、ということが大事なわけで。本当のことが見えてしまうと、周り全てがいやな気分になることもあるわけで。
 法廷はすべて、キティではなく、タローの味方になりました。それも、タローの言葉は全てがうそなのに、周りはその言葉に涙を流したりする。それの全てが敵になってしまったキティは、その言葉を信じさせる力もないまま、逆にうそつき呼ばわりされ、膨大な額の借金までつくってしまいました。
 それはもう悲惨な姿です。
 巨大な力に立ち向かうのは、やっぱりいけないことなのでしょうか。それとも、勇気を出すことこそが大切だったりするでしょうか。